宗派に特別なこだわりがなければ民間の霊園を選んで置くと安心

霊園選びは運営している団体を調べることも重要

日本人の大半を占める仏教徒ならご自分の宗派から菩提寺となる寺探しとなり、この寺が抱える墓地に墓を建てることになります。しかし寺と檀家の密な関係を嫌ったり、近くにご自分の宗派の寺がなかったり、また仏教以外の宗教だった場合、霊園を選択されるといいでしょう。
霊園選びとして基本は公営霊園を希望されるのがベストと思われます。ただ、供給量と志願者の兼ね合いで、自分が公営霊園に入れるかの見極めが重要となります。希望を出してるうちに、自分の寿命も尽きてしまい間に合わなかった。では泣くに泣かれません。同時に民営霊園も視野に入れて、霊園探しをします。民営霊園を探すポイントは、どれくらいの期間、霊園とした存続してきたのかに尽きると思います。
ここ2、3年で霊園として出来たばかりですと、果たしてこの先も存続し続ける事が出来るのか、不安に思ってしまうでしょう。母体となる会社、法人は健全経営をしているのか、十分に調べてから選択するべきだと思われます。
民営霊園の中には檀家不足から、寺院が、隣接する土地に宗教宗派問わない霊園を設ける場合があります。もともと何百年と続いた寺院ですから、その土地が無くなることはありません。寺院としてもこれからの時代、寺離れが進み檀家が不足していくことは目に見えているため、このように民営霊園を設ける所が出てきています。こういった所も選択肢の一つとして考えてみるのも良いでしょう。